話題沸騰中のロックバンド、実は100%「AI」だったと発覚 - 4時間前  ナゾロジー

今年6月、Spotifyのレコメンド欄に突如現れ、あっという間に月間75万リスナーを超える話題のインディーロックバンドが登場しました。 その名は「The Velvet Sundown(ザ・ヴェルベット・サンダウン)」。 70年代の...more
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超加工食品は「少量の摂取」でも疾患リスクを高めていた - 9時間前  ナゾロジー

忙しい日々のなかで、手軽に食べられるソーセージハンバーガージューススナック菓子などの超加工食品に頼る人は少なくありません。 「超加工食品が健康によくないのは知ってるけれど、別に毎日たくさん食べてるわけじゃないから...more
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「睡眠離婚」で夫婦の睡眠の質が改善する - 17時間前  ナゾロジー

あなたの隣で眠っている愛する人は、もしかすると睡眠妨害者になってしまうかもしれません。 近年、一部の研究者の間である言葉が静かに広まりつつあります。 それは「睡眠離婚(Sleep Divorce)」です。 これは決して夫婦やカップル間の愛の終焉を意味するものではなく、睡眠時間のときだけ別々の場所にわかれることを指します。 いびき、寝返り、寝言、室温の好みなど、ささいな違いが積み重なって、あなたの睡眠は愛するパートナーによって静かに削られているかもしれません。 あるいは反対にあなたがパートナーの睡眠を妨害している可能性もあります。 「一緒に寝るのが当たり前」という常識を問い直...more
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寝ている間に脳が「お気に入りの記憶」を優先で再生していることが判明 - 19時間前  ナゾロジー

記憶にも推しがあるようです。 スイスジュネーブ大学(UNIGE)で行われた研究によって、ポジティブな気持ちと結びついた記憶は睡眠中の脳内で優先的に繰り返し再生され、その結果として記憶がより強化されることが明らかになりました。 研究ではゲームで勝利したときに得られた報酬に関する脳の...more
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夢の世界とつながる新技術──レム睡眠中の人間とリアルタイム対話に成功 - 21時間前  ナゾロジー

アメリカノースウェスタン大学(NWU)で行われた研究によって、レム睡眠中の人と現実世界の研究者がリアルタイムで双方向...more
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氷河の融解が世界各地の「火山の噴火リスク」を高めると判明 - 1日前  ナゾロジー

地球温暖化による氷河の融解が、静かに、しかし確実に火山噴火の引き金を引こうとしている」 そんな研究結果が米ウィスコンシン大学マディソン校(UWM)らにより明らかにされました。 ...more
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知能が高い人ほど、道徳心のスコアが低くなっていた - 1日前  ナゾロジー

一般的には「頭のいい人ほど、正義感が強くてモラルも高い」と思われる傾向があります。 しかし最新の心理学研究が示したのはまったく逆の事実でした。 英国エディンバラ大学(The University of Edinburgh)の最新研究によると、認知能力が高い人ほど、道徳的...more
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幼少期に虐待を受けた人は「自分の体への信頼度」が低下、どんなデメリットが? - 1日前  ナゾロジー

「心臓がドキッとした」「胃がムカムカする」「お腹がグルグル鳴った」 そんな体の内部の感覚を私たちは日常的に感じとっています。 けれど、もしこの「自分の体の声」が聞こえなくなったら? あるいは聞こえていても、それを信じられなくなったら? 独ドレスデン工科大学(TUD)の最新研究によると、幼少期に情緒的な虐待や...more
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薬物に手を出す子ども実は最初から「脳」が違っていたと判明 - 1日前  ナゾロジー

アメリカのインディアナ大学医学部(IUSM)で行われた研究によって、薬物に手を伸ばす子どもの脳は、薬物を使い始める前からある種の特殊性を備えていることが示されました。 研究では脳の詳細な比較が行われており、衝動を抑える役割を持つ前頭前野の一部が薄くなっている一方、好奇心や刺激を求める傾向に関わる脳領域の体積が大きいという「ブレーキが弱く、アクセルが強い」という特徴が明らかになりました。 本研究は「薬物摂取➔脳が変わる」という従来の常識とは逆の「脳が変っている➔薬物摂取をしやすい」という逆因果を示す初めての大規模研究になります。 研究内容の詳細は『JAMA Network Open』にて発表されました。 目次 なぜ薬物に手を出すのか? 従来の常識を覆す新視点とは薬物に手を伸ばす子ども、脳に共通する「意外な特徴」薬物リスクは才能の裏返しになり得る なぜ薬物に手を出すのか? 従来の常識を覆す新視点とは なぜ薬物に手を出すのか? 従来の常識を覆す新視点とは / Credit:Canva 子どもや思春期の若者が薬物に手を出すと聞くと、私たちはつい「何がその子を薬物に走らせたのか?」と考えてしまいます。 多くの人がまず思い浮かべるのは、家庭環境や交友関係、本人の意志の弱さなどでしょう。 また、「薬物を使ったせいで脳がダメージを受ける」というイメージもよく持たれています。 実際、これまでの...more
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オスのヤドカリを「メス化」する寄生フジツボ――そのメス化進行度を解明 - 1日前  ナゾロジー

「雄」のヤドカリが、ある寄生フジツボに取り憑かれると体つきまで「雌」のように変わってしまう――そんな驚きの現象が詳細に調査されました。 この寄生性のフジツボに取り付かれた雄は体の雄的な特徴が失われ、代わりに通常は機能せず痕跡的にしか存在しない“卵を抱えるための脚(第2腹肢)”が雌のように明確に発達します。 神奈川大学、東北大学、東京理科大学、広島大学の共同研究グループは、この寄生虫による「形態的雌化」が実際に起こることを複数のヤドカリと寄生虫の組み合わせで実証し、組み合わせによってその“雌化の度合い”が異なることを明らかにしました。 しかし寄生フジツボはなぜ宿主の体をここまで劇的に変化させるのでしょうか? 研究内容の詳細は2025年6月5日に『Zoological Letters』にて発表されました。 目次 寄生虫 vs. 宿主:「性を操る」驚異の進化ゲーム寄生虫に操られたヤドカリの性別はこう変わる寄生虫が宿主を操るメカニズム――ホルモンと神経の謎を追う 寄生虫 vs. 宿主:「性を操る」驚異の進化ゲーム 寄生虫 vs. 宿主:「性を操る」驚異の進化ゲーム / Credit:川勝康弘 寄生虫というと、どんなイメージを持つでしょうか? なんとなく気味が悪い、不気味な生き物という印象かもしれません。 実際に自然界では、寄生虫は他の生き物の体を利用して、巧みに自分の繁殖や生存に役立...more
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【精度95%→34.5%】「AI単体」の病名診断は優秀だが「一般人が自己診断にAIを使う」とダメダメになる - 4時間前  ナゾロジー

どこか体調に不安があるとき、Google検索で自分がどんな病気か調べたことがある人は多いのではないでしょうか? 頭痛がしたら「脳腫瘍?風邪?」、お腹が痛ければ「胃潰瘍?盲腸?」と、心配になる気持ちは誰にでもあるものです。 最近では、こうした症状をAIに尋ねられる時代になり、「わざわざ病院に行かなくても、AIが診断してくれる」と感じるかもしれません。 しかし、実際にAIを活用して自己診断を行ったとき、本当に精度は高いのでしょうか? イギリス...more
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「シャチが親のない子クジラを育てる心温まる光景」研究者「誘拐された子です」 - 9時間前  ナゾロジー

「親のいない子供を養子として育てる」そんなエピソードは「優しく温かい話題」かもしれません。 ところが、その養子が誘拐された子供だったとしたら、印象は逆転して、一気に「恐ろしい話」に変わります。 実は、このような事件が海の動物たちの間でも生じたようです。 西アイスランド自然研究センターに所属するマリー・ムルスチョック氏ら研究チームが、メスのシャチがゴンドウ...more
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筋トレが「無酸素運動なのに脂肪を燃やす」仕組みが明らかに - 18時間前  ナゾロジー

筋トレで痩せる仕組みが判明しました。 ケンタッキー大学の研究者たちにより『FASEB Journal』に掲載された論文によれば、筋肉トレーニングを行うと、筋肉から「燃焼命令」が詰まった細胞の破片(小胞)が飛び出して、脂肪細胞に取り込まれることが判明したとのこと。 「...more
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糖尿病の人は「熱中症リスクが1.4倍」に、全国256万人のデータから判明 - 20時間前  ナゾロジー

糖尿病は、実は“暑さに弱い体”をつくってしまうのかもしれません。 名古屋工業大学の研究チームは、日本全国256万人分の保険データを解析したところ、糖尿病患者はそうでない人に比べて熱中症になる...more
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原爆が刻んだ「人の影」の科学的真相 - 22時間前  ナゾロジー

広島平和記念資料館には、訪れる人々の足を止める一つの石があります。 それは「人影の石」と呼ばれる、原爆の熱線によって石段に人の姿が焼き付いた跡です。 1945年8月6日の原爆投下の際、住友銀行広島支店の玄関前の石段に座っていた人の影が黒く残ったもので、「死の人影」とも呼ばれています。 まるでその人の最期の瞬間が石に刻み込まれたかのようなこの光景は、見る者に原爆の恐ろしさを強烈に訴えかけます。 この影について、戦後の平和教育を受けた...more
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磁石で「神経細胞の軸索」の成長方向を誘導!神経回路を再構築する新手法が開発される - 1日前  ナゾロジー

脳細胞自由自在に誘導できるとしたら、脳科学や医療の可能性は広がります。 そんな革新的な技術を現実のものにしようとしているのが、イタリアピサ大学(University of Pisa)と京都大学...more
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怒りで寄付をする「報復的慈善活動」とは - 1日前  ナゾロジー

私たちの多くは、「少しでも助けになりたい」と考えて寄付を行います。 貧困や病気に苦しむ人々、自然災害で被害を受けた地域、あるいは環境保護人権活動など、さまざまな目的で「善意」に基づく寄付が世界中で行われています。 しかし、最近の研究が、この「善意」という前提に一石を投じました。 カナダウェスタン大学(Western University)の...more
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脳に電気ショックを与えると数学の成績が最大29%も向上すると判明 - 1日前  ナゾロジー

数が苦手な人に朗報です。 「数学が苦手なのは自分の努力不足ではなく“脳の配線”の問題かもしれない」——そんな驚きと希望を与えてくれる研究結果がイギリスのオックスフォード大学(University of Oxford)とサリー大学(University of Surrey)から発表されました。 前頭前野–頭頂葉ネットワーク結合が弱く数学が苦手な人の脳にごく微弱な「ランダムノイズ電気刺激」を与えることで数学の計算問題の成績が最大29%も向上したというのです。 「脳に電気」と聞くとギョッとしますが、ご安心ください。 実験で用いられたのは経頭蓋ランダムノイズ刺激(tRNS)という方法で、ごく弱い電流を頭皮から流すだけ。 痛みはなく、本人には刺激に気づけないほど微弱で安全なものです。 つまりイメージするようなビリビリするショックではなく、“かすかなノイズを脳に加える”ようなイメージです。 数学に苦手意識のある人にとって、「やればできる」が「脳に電気を流せばできる」に変わる日が来るかもしれません。 しかしいったいなぜ脳に電気を流すだけで、数学の成績が大幅にアップしたのでしょうか? 研究内容の詳細は2025年7月1日に『PLOS Biology』にて発表されました。 目次 数学が苦手な理由は脳内の『ネットワーク』にあった脳への『微弱電気刺激』で数学の成績が29%アップした『数学が苦手な人』...more
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水族館のサメが突然「人間の腕」を吐き出した恐怖の事件とは? - 1日前  ナゾロジー

1935年4月25日、豪シドニーにあるクージー水族館で、オーストラリア史上もっとも奇妙な殺人事件が幕を開けました。 その始まりは誰にも予想できない形で訪れます。 なんと水族館に展示されていた体長4.4...more
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「もつれ電池」は量子もつれの注入と蓄積ができる - 1日前  ナゾロジー

ポーランドのワルシャワ大学(UW)を中心とする国際共同研究によって、量子の世界における「量子もつれ」という現象を熱力学のように可逆的に操作する新たな手法が発見されました。 これまで量子もつれは一度使われると完全に元の状態には戻せない「使い捨て」の資源とされてきましたが、「もつれ電池」というシステムを導入することで、もつれを自由に出し入れし、まるで巻き戻し可能なビデオテープのように扱えることを理論的に証明しました。 研究者たちはこれが熱力学第二法則の量子もつれ版であると述べています。 果たして量子情報の世界にも熱力学の第二法則に匹敵する普遍的な法則が存在しているのでしょうか? 研究内容の詳細は2025年7月2日に『Physical Review Letters』にて「」発表されました。 目次 量子もつれは熱力学第二法則と関連しているのか?もつれ電池が動くことで量子力学版の熱力学第二法則が確認されたもつれ電池は量子テクノロジーをどう変えるのか? 量子もつれは熱力学第二法則と関連しているのか? 量子もつれは熱力学第二法則と関連しているのか? / Credit:Canva 私たちの部屋は、普通に生活をしていると次第に散らかってしまいます。 いったん散らかってしまうと、それを元通りに整理整頓するには多くのエネルギーが必要で、自然にきれいに戻ることはほぼありません。 物理学の世界にも、こ...more
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